梅雨時期になって来ましたね。
雨が多くなるので、外の仕事が思うようにできず、
設備工事・土木関係にとっては、憂鬱な季節に
なってきました。
今回は、ユニットバスリフォーム後に
お風呂から「ポコポコ音がする」との
連絡をいただき、行ってまいりました。
排水不良の原因
排水管から、ポコポコ音がすると聞いて、
まず原因としては、「ダブルトラップ」
による排水不良が原因だと思い浮かびました。
調査をすると、リフォーム前の風呂は
在来式の、昔ながらのタイルのお風呂でしたので
ほぼ原因は確定しました。
ダブルトラップとは
下水の匂いが室内に来ないように、
水で空気に蓋をする仕組みを
「防臭トラップ」といいますが、
それが、2重になってしまっていることです。
それにより、排水の流れが悪くなり、ゴボゴボと
音がします。

昔のお風呂は、排水のパイプがあるだけだったので
外の枡にトラップを設置する必要がありましたが、
最近のユニットバスは、ほぼ全て、ユニットバス内で
トラップが設置されているので、結果、2重トラップに
なってしまったようです。
下の画像が、お風呂の枡です。
大きい◯型のものが枡で、その上にある
小さな◯枡が、トラップ部分です。
これを撤去します。
施工後が以下の写真になります
トラップますを撤去しました。
結果、お風呂を流したときもスムーズに流れるようになり、
ゴボゴボ音も解消しました。
まとめ
ユニットバスのリフォームでも、お風呂だけでなく
外の部分においても、工事が必要になってくるのが通常です。
リフォーム工事終了後に、排水不良などでお悩み方は、
お気軽にご連絡下さい。
対応策はあるので、一番安くて効果のある方法を
ご提案させていただきます。