INFORMATION

給湯配管更新工事

皆さん。赤水ってご存知でしょうか。

 

水域近くのベージュの海岸

 

赤潮は、海中のプランクトンが増殖し、海の色が赤く見えることを言うのですが、

今回は「赤水」いわゆるサビにより赤くなる水についてです。

 

今回ご相談を受けたのは、水道の検針による漏水修理でお伺いした際、

「お湯が赤くなって気持ち悪い」

「水の味が鉄臭くて料理がおいしくない」

という内容でした。

 

実際に水を貯めてみると、明らかに赤茶色の水が出てきており、

中々衝撃的でした。

 

赤水の原因

赤水の原因としては

1.水道管やお湯の配管が鉄管による配管の為、長年使用しているうちに

錆びてしまい、サビの成分が水に流出し赤くなる。

 

2.道路埋設の水道本管工事の際に、バルブ等を動かしたときに出る錆が各家庭に入ってしまい、

それが赤く出る。

 

この2パターンが大きな要素かと思います。

 

今回のご相談宅の場合

・キッチンのお湯を出すと、赤くなったお湯が出る。

・キッチン以外のお湯は出しても赤くならない。

・水の味が鉄臭い。

 

ご自宅も長年住まわれており、給湯管も大分劣化が見込まれた為、

漏水破裂の危険もあり、思い切って給湯管を全部新しい配管に切り替えました。

 

 

キッチンだけお湯が赤くなるのは、考えられる原因としては、

キッチンが給湯管の管末(お湯の出口が給湯管の最後)なので、

そこに一番赤くなった水が出るのではないかとの予想でした。

 

施工前

 

施工後

新しく給湯管を外部に配管し、露出配管にて内部に配管する

工事を施工しました。

元々のお湯の配管は利用せず、全て外から施工させていただきました。

 

キッチンに関しては、お湯の管とともに、水道管も新たに外から新規に

配管施工させていただきました。

凍結に際しての保温工事も丁寧にさせていただきました。

 

工事結果

給湯管を全て更新させていただいたので、

キッチンで赤水が出る事はなくなりました。

また、水道管も新たに更新したので、水から鉄の味がしなくなり

料理全般が美味しくなったとのお言葉を頂き、嬉しかったです。

ご依頼いただきありがとうございました!

 

総評 

特に時期が古い家の場合は、給湯管は白ガス管という

鉄管が使われており、経年劣化でサビが出て、管内部に付着し

赤水やお湯の出る量が減るなどの不具合がでてきます。

 

もし赤水等でお悩みの方がいらしゃいましたら、

ご健康を損なう前に、早めにご連絡ください。

現状の配管状況を確認の上、最も状況にあった最適な工事を

施工させていただきます。

 

シェアする