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設備業者日録①設備屋から見た基礎の話

4月もGW前となり、弊社も日々慌ただしく動いております。

 

1月末より更新しておりませんでしたが、今後更新していきたいと思っておりますので

宜しくお願い致します。

 

設備業というのは、空調やらボイラーやら電気工事やら、相称して言う場合もあるのですが、弊社は新築一戸建ての水道設備をメインに施工しております。

その中からこのコンテンツでは、お客様や住宅メーカー様に向けての設備業者からの豆知識。思う事。業務内容等をメインに発信していこうと

思っております。少しでも皆様の生活や業務、そして新築一戸建てをお考えの方には設備屋ならではの知識をお役に立てていただければ嬉しいです。

 

 

新築一戸建ての設備業、他業種さんはピンポイントで入って終わりなパターンもあるかと思います。

例えば基礎工事業者さんなら、基礎工事だけで終わりですし、電気工事業者さんは上棟後から(仮設電気立てに行ったりはしますが)・・・等ですが、

弊社のような給排水設備工事業者は、基礎着工時点から仕上げ工事までと、着工からお引渡し。最後まで関わることになります。

 

住宅には、まずは基礎 というものがあります。

この基礎ですが、おおまかに根切・鉄筋組・枠工事・コンクリート打設・枠バラシ・・・という流れで、施工していくかと思いますが

基礎をよく見ているのは、数ある職種の中では給排水設備工事業者(以下水道屋とします)ではないでしょうか。

 

現場監督さんにしても、自社の物がメインでしょうし。基礎業者さんにしても、他の基礎業者の打設を多く目にする機会はないかと思います。

その点水道屋は、多くのメーカー、工務店の基礎を目にし、鉄筋組の状況から打設後の状態まで知っています。

 

水道屋は、基礎コンクリート打設前の鉄筋組の状態で、給排水管を家の中から外に出すまでの経路に基礎がある場合、そこに予めボイド管等の

管を入れておき、基礎打設後にボイド管を抜くことで給排水経路ルートを確保する「スリーブ・逃げ配管工事」というものをします。

 

その際、鉄筋の組み方やコンクリート打設後の状況を目にすることで、基礎屋さんがしっかりしているかどうかは分かってきます。

 

 

 

 

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