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たらいの水

こんにちわ。

先日、年度初めのお知らせが届きました。

設備工事の新聞というものがあり、全国の公共事業における

配管工の単価が発表になりました。

前年度より配管工一人当たりの工事費=人工が、6.5%値上げされたとのことです。

神奈川県の配管工の一日の人工は、\24,400とのことです。

(実際には、これには社会保険料や賞与、制服等の備品代、会社経費や利益が入っていないため

30,000円以上は掛かるかと思います)

 

人件費が上がる理由としては

物価高における人件費の増加が要因かと思います。

 

弊社も、昨今の光熱費の値上げや、物価高を受けて、

従業員の生活を守るという観点から、人件費を上げました。

何をするにしても、工事には必ず「人」が「働く」事が必要になります。

働く従業員が安心して、将来に希望を持って働くことが出来る環境を整えることが

会社としての務めであり、ひいてはお客様の満足に繋がることになります。

従業員が元気で満たされていないと、お客様を満たそうとは思わないはずです。

そういった思いもあり、今回賃上げに至りました。

 

 

経営はそこまで楽ではありませんが、「たらいの水」という逸話があります。

たらいのなかの水をこちらに引き寄せると、水はたらいのかべにあたり

向こう側にいってしまう。

逆に水を相手の方に押すと、向こう側のたらいのかべにあたって

こちらがわにくる。

二宮尊徳の逸話ですが、こんな気持ちで,

従業員、お客様に喜んでもらえることを第一に考え、

お客様に喜んでもらった結果、会社に利益が出て、

それをもとに従業員やお客様に更に還元していく。

そういう経営をしていきたいと強く思っております。

 

 

 

 

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